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6.272023
持っておくべきらしい「印鑑証明」
公証役場に出向いて、書類を調えていただくのに必要な書類となるのが『印鑑証明』。
法務局や、自動車の登録などでも出番がありますね。
印鑑文化が退廃していく昨今で、いまだに根強い存在感を放っています。
今日日、マイナンバーカードがあれば コンビニでも取れるので、もはや本物の 印鑑登録カードを目にしなくなりました。
しかしながら、印鑑登録をされていない方もチラホラ。
施設に入居されて、ご自分で窓口に出向けない方が登録をしようとすると、結構なハードルがあるようです。
浜田市の場合は
- 制度説明
- 郵送を介したやり取り
- 実際の受け渡し
と三段階に手続きが構成されており、①~③までの日程は一週間を超えることもあるとか。
一刻を争うわけではないにしても、ご本人の意思表示の有無が ボーダーラインになる場合、この日数は侮れません。
マイナンバーカードの 出張登録業務が 叫ばれる昨今、
印鑑登録にも 同様のアクションがあっても 然るべきではないのか・・・?
国は、相続に伴う混乱を回避するために 遺言制度の改善に取り組んでいる。
後見制度等にしても然り。
だけど、印鑑証明の有無が それらのネックになって良いのか・・・?
甚だ疑問。
入居者をお迎えする 施設運営のみなさまには、ご本人がお達者なうちに 印鑑登録推奨にご協力いただければ幸いです。
施設入居者の皆さんの、外出活動もあると思います。
ご本人にとっても、施設の皆さんにとっても。
印鑑登録、しておきましょう。