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高齢化社会への実感

私は、日常生活自立支援事業の支援員としても活動しています。

参加してから3か月。

まだ日は浅いですが、いろいろな心の交流が生まれています。

写真は、お相手の訪問の際に贈ろうと思って、ネットを参考に作ってみた折り紙。

折り紙っていいですね。

作っている間、お相手の今後のことを考えながら

お渡しした時の表情を期待しながら

 

気持ちをこめることが出来るので。

 

経費も別にかかりません。

ただ、折りながら祈ってます。

『明日もご機嫌よく、ありますように』

 

さぁ、次は何を折ろうかなぁ

 

不器用なので、なかなかキレイに折れないのが反省点ですが(^-^;

高齢者対象の支援の実態

弊所の投稿でもいくつか触れていますが、ご高齢の方におかれては、親族とうまく関係を築かれていないケースが散見されます。

後見人の候補を考える会議でも、散々出くわすのが『肉親の支援は皆無・絶縁』という状態。

各家庭・親族において、いろんな悲喜こもごもがあったのでしょうね。

あんなこと

こんなこと。

お互いに顔も見たくない、という事情があったのでしょう。

それが、家族・親族の実情なんでしょうね。

なんとなくではありますが、察しがつくおはなしです。

 

さて、それは親族間のなかでの「もめ事」でありながら、「赤の他人」が捨て置かないのが21世紀の日本という国家。

イザコザを原因として、独り取り残される、いずれ臨終を迎える方。

世の中の大多数は赤の他人ですから、因縁などもありません。

社会として『孤独死』は、やはり避けたい。

寝たきりの方、入院される方、矍鑠とされている方。

お顔の数だけ、刻んできた人生。

うれしそうな顔を察知するたび、こちらも祈る強さが大きくなっています。

 

 

 

 

 

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