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ブログ
8.192023
高齢化社会への実感
私は、日常生活自立支援事業の支援員としても活動しています。
参加してから3か月。
まだ日は浅いですが、いろいろな心の交流が生まれています。
写真は、お相手の訪問の際に贈ろうと思って、ネットを参考に作ってみた折り紙。
折り紙っていいですね。
作っている間、お相手の今後のことを考えながら
お渡しした時の表情を期待しながら
気持ちをこめることが出来るので。
経費も別にかかりません。
ただ、折りながら祈ってます。
『明日もご機嫌よく、ありますように』
さぁ、次は何を折ろうかなぁ
不器用なので、なかなかキレイに折れないのが反省点ですが(^-^;
高齢者対象の支援の実態
弊所の投稿でもいくつか触れていますが、ご高齢の方におかれては、親族とうまく関係を築かれていないケースが散見されます。
後見人の候補を考える会議でも、散々出くわすのが『肉親の支援は皆無・絶縁』という状態。
各家庭・親族において、いろんな悲喜こもごもがあったのでしょうね。
あんなこと
こんなこと。
お互いに顔も見たくない、という事情があったのでしょう。
それが、家族・親族の実情なんでしょうね。
なんとなくではありますが、察しがつくおはなしです。
さて、それは親族間のなかでの「もめ事」でありながら、「赤の他人」が捨て置かないのが21世紀の日本という国家。
イザコザを原因として、独り取り残される、いずれ臨終を迎える方。
世の中の大多数は赤の他人ですから、因縁などもありません。
社会として『孤独死』は、やはり避けたい。
寝たきりの方、入院される方、矍鑠とされている方。
お顔の数だけ、刻んできた人生。
うれしそうな顔を察知するたび、こちらも祈る強さが大きくなっています。