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はやくつながれ山陰道

間違いなく 過疎地の最先端をひた走る 島根県西部。

公私ともに、近畿方面に 出向くことが多いのですが、公共交通機関の貧弱さが 痛恨の極み。

以前は、浜田駅と大阪梅田を結ぶ 夜行バスも走っていましたが、コロナの あおりからなのか「休止中」が続いています。

早朝 浜田駅を出かけて、午後に京都などで 仕事をし、夜行バスで 翌朝には浜田に戻る。

若くないと なかなか出来ない 移動方法ですが、宿泊代が浮く上に 時間の節約にもなり、本当に便利だったのです。

今は 夜行バスは出雲か広島に出向くしかなく、マイカーで移動すれば 少なくとも ガソリン代は掛かります。

マイカーで上洛するのも、ひとりだと コストパフォーマンスが悪い上、事故に巻き込まれる リスクもあるもので。

やはり 公共交通機関の充実は お願いしたいものの、人口がついに 5万人を割った 当市の現状では 難しいのが現実でしょう。

口惜しい限りです…

とはいえ、マイカーが好きな中谷

以前どこかで 紹介したかもしれませんが、私の社会人デビューは「自動車の営業」でした。

大卒すぐに地元のディーラーに就職し、短い期間でしたが それなりに販売もしました。

残念ながら、勤務条件等の 事前説明との違いで 早々にお別れしましたが、車に関わること自体は 好きなのです。

車を販売すると、車庫証明を書いて 警察に届けたり、登録されて届いた実車に ナンバープレートを着けたり。

そう。今やっている仕事を 二十数年前にやっていたという めぐり合わせ。

その当時は 知識不足で手に負えなかった名義変更も、行政書士として自分で出来るようになりました(笑)

ドライブ自体は好きなので、出雲や 広島まで 出かけるのも プライベートなら鼻歌まじりです。

が。仕事となると やはり時間短縮と経費縮減は必須事項。

  • 広島駅までなら最短1.5時間あれば到着しますが、高速料金+駐車場+ガソリン代
  • 出雲駅なら2時間を見込むけれども駐車場+ガソリン代(江津道路は有料)

中国山地を超える というリスクも、冬場のことなどを考えると悩ましさのタネ。

来年3月までには、大田市内を貫通する山陰道が接続されるので、本当に待ち遠しい限りなんです。

(R6.4月追記;無事開通しました!便利!)

さらには、江津市の浅利から温泉津(福光)までの整備も進められているところ。

完成すれば 県都・松江までの移動時間が 2時間を切るのではないかと 期待に胸が膨らみます。

石見空港へのアクセスもさらに改善

さらに 関東に出向く際には、どうしても空路を 使いたくなるもの。

必然的に選択肢は、隣の益田市から 離陸することになります。

三隅から益田に向けての 道路新設も進行中で、R8年3月までには 開通が予定されています。

目下のところで 40分は切れない移動時間ですが、こちらも整備が進めば、30分台でチェックインが可能になるかも?

日本は小さな国土、とよく溜息をつかれますが、実はそんなことはないと思っています。

比べる相手がアメリカや中国では比較になりませんが、この国の国土は結構大きなボリュームなのです。

メルカトル図法のワナ、という構図ですね。

リーズナブルな移動手段が年々減っていく昨今。

我々過疎地に居住する国民にも、どうか恩恵に与れる世の中でありますように・・・

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