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ご遺骨を移す場合には

昨今は、「墓じまい」という言葉が 都会~田舎を問わず 話題に上ります。

ドラマなどでも「田舎のお墓にお参りするのは大変だから…」と、老いた両親があれこれ思案する、というシーンはよく見かけますね。

TVドラマ『きのう何食べた?』シーズン2では、シロさんが 両親と 屋内型納骨堂の 下見に出向くシーンが 印象的でした。

噂には聞いていましたが、都会ならではの設備だなぁ・・・と しみじみ思ったものです。

そして、親子で下見に出掛けるというシチュエーションに ある種のシュールさを感じました…

 

案外煩雑な「改葬許可申請」

さて、多くの方は「お骨を移すのだから、引っ越し先と話しをつけなきゃね」と 思われることだと思います。

生きている人間の引っ越しと同じで、それは 確かにそのとおりなのですが・・・

実は「お骨の引っ越し」は、生身の人間よりも 事前の手続きに 時間が掛かるのです。

遺骨を移すということは、今現在 どこかに 納骨されているということ。

この ご遺骨を「現在の墓地」から「別の埋葬先」に移すには、自治体(市町村)の許可が必要です。

ご自身所有の墓地から移す場合は、さほどでもありません。

が、例えば 共同墓地などの場合は、「今現在の墓地の管理者」との協議が 必要になります。

例えば 永代供養に改めたい…となれば、供養料なども含めて お寺などとの調整が浮上します。

これらを全て整えて、自治体の窓口に平日に申請してから 許可が下りるまで それなりに日数も必要です。

このため、かなり 前もって 準備をしなくてはなりません。

 

申請書類は、多少文書に慣れた人でも「言葉の定義」が難しく、混乱することもしばしば。

平日に有給休暇を取って動いても、スムーズにいかないのは つらいですね。

行政書士は、改葬のお手伝いも させて頂きます。

お困りの際には ご相談に乗りますので、事務所までお気軽にお問い合わせください。

 

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