街の要「建設業」

かつて、自治体で入札に関する仕事をわずかな時間ですが担当しておりました。

目下、公共工事での入札は「電子入札」がデフォルトになっています。

 

かつての入札と言えば、会議室を確保して、待合室を準備して、廊下に小さな看板を立てて・・・

開札時間になれば、箱を開いてハサミで封を開いて・・・となかなか段取りの多い仕事だったことを覚えている世代です。

インターネット上で行える入札では、入札金額などの計算を電卓で叩く必要がなくなり、ずいぶんと合理化されました。

悪名高い伝染病が、この電子化を促進させた側面はあると思います。

 

さて。

担当になった際に、500万円以上の工事受注には建設業許可が必要なこと、公共工事の入札参加には「経営事項審査」という「作法」が必要であること、技術者についてのアレコレ・・・と、いろいろなことについて勉強を致しました。

今こうして行政書士の端くれとなり、業者の皆さまのお力になっている奇縁をつくづくと感じます。

ご想像のとおり、建設業に関する許可については様々な資料を揃えて、しかも定期的に報告を届け出る必要があります。

業界をとりまく環境や法制度も目まぐるしく変わる昨今、日常業務の片手間で行うにはずいぶんとハードルが高い作業に違いありません。

そんなときこそ、弊所は皆さまのお力になりたい。

迷ったり焦ったりしたときに、どうかヘーゼルナッツを思い出してください。

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