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特別養護老人ホーム

最近ひとつ、遭遇したご相談があります。

  • 現在:老人ホームに入居している
  • 将来:特別養護老人ホームに入りたい

これらの希望を実現させたいけれど

独り身で身寄りがない

天涯孤独な方は、たくさんいらっしゃる

これらのことを、如実にお聞きした場面。

どうやら、特別養護老人ホームでも「身元引受」の保証がないと、入居のハードルが高いということを実感。

特養側の言い分を、責めるつもりもありません。

ですが、通常の老人ホームでは対処しきれない、『人様の末期』に関わるあれやこれや。

「優しさ」に端を発する牽制球が、日本という国を飛び交っているのだと思います。

 

特別養護老人ホーム入居で、「身寄りのなさ」が障害になる場合。

私の足りない頭で考える限りは、任意後見の申立てをするほかないのかな、と。

 

けれども、ご本人の負担は軽くありません。

潤沢とは言い難い給付の中から、さらに月々の経費を増やすということが、ご本人のお財布にとっていかほどなことなのだろうか?

後見制度を俯瞰する上で、いつも少し立ち止まってしまうエピソードでありました。

 

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